総務部
学生時代に力を注いだ就職活動に、
担当者として1年目から関わることに。
一村は、ものづくりに憧れて理系の道に進み、「製造業においてITの重要性が増し続けるなかで、ITの切り口から多様な産業や都市を見つめ直す」という学生時代を過ごしていた。就職活動ではIT系企業を中心に進めており内定も得たが、小さい頃からの夢だったものづくりの夢が捨てきれず一念発起。東海圏の主要産業である自動車のみならず、広く製造業の会社へと視野を広げたときに関ケ原製作所に出会った。
ニッチな領域で注目されるものづくりをしている点に加えて魅力に感じたのは、女性が活躍し続けている実績のある、働きやすい環境。また、採用面接が進むなかで人事担当者や技術系の社員などに何度も相談できた、オープンな社風に魅力を感じて入社を決めた。
配属されたのは総務部。採用活動のリニューアル。少し前まで学生として活動した一村に任されたのは、真逆の目線で採用活動を考え直すことだった。
学生の気持ちを考えて生まれた、
製造業の魅力を伝えるインターンシップ。
まず一村は、自身の学生時代を振り返ることから始めた。「何を考えて就職活動をしていたか」「どのような会社に魅力を感じたか」「担当者の話で、どのような内容に惹かれたか」といったことを整理していった。
最初に任されたのは、夏のインターンシップ。理系ならではの視点から、企業情報に限らず製造業全体としての説明や、工場見学、技術系社員との交流の場をつくり、関ケ原製作所に興味を持つ学生だけではなく、広く製造業について知りたい学生に興味を持ってもらえるよう工夫した。
夏の段階での学生の思いを優先したことで、「関ケ原製作所に興味はあまりなかったけど、ものづくりの業界について詳しくなれそうなので応募した。社員と話して会社の魅力もわかった」といった学生からのコメントも出るなど、大成功といえる結果となった。
面接前にアイスブレイクタイムを導入し、
学生がリラックスした状態になるよう工夫。
学生時代、一村は面接で緊張した経験があり、そのとき自分らしく話ができなかった。「学生が緊張したまま面接にのぞむことで、その人らしさが出せないのはもったいない」と一村は考えた。
そこで、学生の緊張を解きほぐすため面接前にアイスブレイクタイムを導入。「学生をリラックスさせることで、学生自身の魅力も伝わり、また会社側の話も記憶に残り、それが結果として入社動機につながるのではないか」と考えている。
このように、自身の学生時代の経験から、次々と関ケ原製作所の採用活動をブラッシュアップ。「関ケ原製作所についてきちんと知ったうえで入社してほしい」という思いで、採用担当者としての情報発信も始めた。一村が企画した学生を大切に思いながらの採用活動は、まさに人を大切にする関ケ原製作所らしい採用活動である。
DAILY SCHEDULE
ある1日のスケジュール
-
7:50出社
-
8:20メールの確認・対応
-
9:00インターンシップに参加する
学生の情報確認 -
10:00協力してもらう社員と最終調整
-
11:50昼食
-
13:00インターシップに来社した学生の対応
-
13:30工場見学の引率や学生との
コミュニケーション -
16:00今日のインターシップの反省まとめ
-
16:30経理処理など採用以外の業務
-
17:30退社